2日目は午前中ローテンブルク観光をして、午後にロマンティック街道バスに乗ってドイツを南下して、ノイシュバンシュタイン城があるホーエンシュバンガウという所に向かいました。このロマンティック街道バスですが、フランクフルトと終点のフュッセンを1日1便運航していて駆け足ですが、ロマンティック街道を巡るのにとても便利なバスです。ボクたちはそれにローテンブルクから途中乗車しましました。
ショーウンドウにある丸いものはローテンブルク名物「シュネーバル」と言うお菓子。英語でスノーボールのことです。クッキー生地を丸めて油で揚げてチョコなんかをコーティングしたもので、至る所に店がありました。食べてみると意外とサクッとしておいしかったです。
街をぐるりと取り囲んでいる城壁には登ることができます。ローテンブルクは第2次大戦の時にかなり破壊されましたが、皆の寄付で昔のままに復元されたそうです。この城壁もそうです。所々に寄付した人の名前が刻んであるプレートがあります。
ここはケーテハウスと言って1年中クリスマスグッズを売っている店です。もう所狭しと品ぞろえしてあり、ドイツ人と言うかヨーロッパの人々のクリスマスへの想いの強さが伝わって来ます。
昼は時間がなかったので、ソーセージ屋に行って、サンドイッチを作ってもらいました。これで2.7€。マスタードは辛くなく、ソーセージがプリプリしてて旨かったです。
ロマンティック街道バス。これに乗って街道を途中下車しながらホーエンシュバンガウまで。乗客はなぜかほとんど個人旅行の日本人でした。車内放送も英語と日本語です。日本人に人気あるんだなあ。料金はたしか40€くらい。
ディンケルスビュール。ロマンティック街道にある小さな街です。石畳、木組みの家、そして街の中心には石造りの教会がある。昔の風景そのままです。その上人々はそこで生活してるんです。ドイツはハイテクな国なのに、一方で過去を大切に守る。このギャップが不思議なんです。
ヴィース教会。ロマンティック街道も終わりに近い頃、草原の中にポツンと建っている白い教会があります。ここがヴィース教会。ヨーロッパではかなり有名な教会です。
その昔、村の娘が一体の木彫りのキリスト像をもらい受けたところ、翌朝そのキリストが涙を流していた。そのうわさはたちどころに広まりその涙を流すキリスト像のために立派な教会が建てられたのが由来です。中に入るとハッと息をのむような美しい彫刻があり、その真ん中にキリスト像が祀ってあります。キリスト教徒でなくても、厳かな気持ちになれました。